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【クイーン・エリザベスで行く
          アジアクルージング17日間 】


新婚旅行で参加した、このクルーズ。
新婚旅行を検討し始めた1年前に、
「思い切って最高級の船に乗りたい」と選んだのが
この 『クィーン・エリザベス号 アジア区間クルーズ(横浜〜シンガポール)』 ツアーでした。

キュナードライン
スケジュール
船内写真(クイーン・エリザベス)
S様ご夫妻
ツアー参加者は4夫婦8人。クルーズ参加者は年配者が多いと聞いてはいましたが、案の定、私達はダントツに若い夫婦でした。しかも驚いた事に、ツアーの方々は皆さん3月が結婚記念日。ハネムーナーの私達の他、銀婚式、ルビー婚式、金婚式と、メモリアル乗船の夫婦ばかりという素晴らしさでした。

   1日目 (3/6) いよいよ出港 
横浜港で添乗員の方にお会いし、乗船のための説明を受けた時から既にゲスト扱いは始まっていました。重いスーツケースは先にキャビンに運んで貰い、手荷物だけで乗船手続きが出来るのです。

乗船手続きを終えて、初めてのキャビンに足を踏み入れた時、クルーから説明を受けましたが、舞い上がっていて半分上の空でした。
背伸びして参加したツアーですから、キャビンも勿論最も下のランク。狭いと覚悟していましたが、思ったほどでもなく、クローゼットなどもきちんとしていて充分なものでした。
クイーン・エリザベス
出航までの時間はあっという間でした。岸を離れる時、見送りの人がいなくなるのが不思議な感じでした。
船に乗ったと本当に実感したのはこの時です。

出航してから、クィーンズルームのティータイムに行きました。
この船では毎日必ず16:00〜17:00がティータイムです。さすがイギリスの船。ティーの時間を大切にしているのだと思いました。
ティータイム終了後、添乗員さんの案内で船内を歩きました。1度歩いたくらいで理解出来る程度の広さではありませんから、1週間くらいは船内地図片手に歩くことになりましたが、船内には歴代の船の名前のレストランや、昔実際にヨーロッパで使われたという乗客募集のポスターが飾ってあったりしました。

初めての事ばかりでドレスコードに戸惑ったディナーも、テーブルごとにサーブするスタッフが決まっていて、細やかなところまで気を配ってくれ、こういったところでも豪華客船の素晴らしさを感じました。

今では珍しいと言われる『カテゴリー制』を取っているキュナードの船は、宿泊キャビンによって入れるレストランが違います。私達Mカテゴリは『モーレタニアレストラン』です。最も多くの乗客がいるので、入れ替え制でした。食事はフルコース。前菜からデザートまで、メニューの中から好きなものを選べます。日本語メニューも用意されており、頼めば持ってきてくれますし、ディナーの時は席が決まっているため、翌日からは最初から用意しておいてくれました。

船内では色々な人に話しかけて貰え、私達も積極的に対話を楽しみました。普通の海外旅行では味わえない、船ならではの人との出会いがありました。日本人以外の人と話し、お互いの文化を知る事も楽しかったですし、ダンスを教えて貰ったりと日本では味わえない体験をしました。

船で最も多く言われた台詞は「若いカップルだね」。日本人は若く見えると言いますが、それを除いても平均年齢60歳は軽く超えるという船で、私達はとても目立っていて、数日の間、歩く度に欧米人に「あなた達がハネムーナーね、おめでとう!」と言葉をかけて貰えたものです。

   2日目 (3/7) 大阪寄港
大阪港に到着。初めての船で、思いっきり船酔いしてしまいました。

「大きい船は酔わない」と聞いていたのに、お天気が悪かった影響もあって酷い揺れで、朝食が食べられない程でした。こんなに揺れるのは珍しい事だそうです。ロゴショップの商品が棚ごと倒れ、食器類が無残に割れていたくらいの揺れでした。

11:00から大阪到着歓迎のセレモニーがあり、日本酒の酒樽を割り、枡で頂くイベントがありました。日本独特のものですが、欧米人も皆喜んでいたのが印象的でした。

大阪では個人的に観光に出かけ、道頓堀で本場のたこ焼きを食べたり、通天閣に行ったりしました。
また買い忘れたり足りなかった品を買い足したり出来ましたし、携帯も普通に通じるので、最初の寄港地が同じ国内で便利でした。日が落ちるのを待って、寄港地すぐ側にある天保山観覧車にも乗り、大阪の夜景を堪能しました。

船に戻ろうとした時、船へ通じるバリケードの警備員に前を遮られ、パッセンジャーカードを示したら驚かれました。船の乗客と同じように、警備員にも私達の年代が乗っている事は驚きだったようでした。

横浜出航の時と違って、23:30という深夜出航の大阪でしたが、日本を離れるという実感からデッキへ出たら、まばらですが見送りの人がいて、ペンライトなどで見送ってくれました。
「行ってらっしゃい」の声に「行ってきます!」と叫び返したら、「日本語だ!」と盛り上がって喜んでくれ、見ず知らずの、暗くて顔も見えない方々の温かさを感じました。

大阪港 天保山観覧車

   3日目 (3/8) 終日クルージング 
初めての終日クルージングです。

この日は朝食後、9:30から日本人コーディネーターによる船内見学会が開催されました。船内新聞の案内を見て集まった人達は皆日本人。横浜と大阪で乗船した人ばかりです。欧米人に囲まれる船内で、こうも日本人が沢山集まると若干不気味なくらいでした。こんなに日本人が集まったのは、下船の時まで無かったです。QEUの歴史や、キャプテンはじめスタッフについて、船内の歩き方についてなどの説明して貰いました。

午後からは船内のセレモニー『愛の再誓い合い』に出席しました。ユダヤ教やキリスト教などの牧師さんがお祈りしてくれて、船発行の証明書を出してくれるというものでした。証明書を渡して下さる時に、名前と何周年かを発表するのですが、私達1年の新人夫婦から、上は63年の超ベテラン夫婦までいて、その歴史の深さと、それだけの方々を魅了する船の魅力に感心したものでした。

初めての終日クルージングで、初めてのフォーマル。

終日航海日は基本的にフォーマルが多いようです。
主人の慣れないタキシードに、私は上海を前にチャイナドレスを着用しました。
髪も中国風にしたせいか、「あなたは中国人なの?」と度々聞かれました。

ドレスアップも船の楽しみの1つですので、華やかな船内は歩くだけでワクワクしたものでした。
フォーマル・ナイト

   4日目 (3/9) 終日クルージング 
やっと船にも少し慣れてきました。クルーズの醍醐味は「ゆったり過ごす」ことにあると思います。普段の海外旅行は、少ない日程で数多くの観光やグルメ・買い物をしようと躍起になり、ゆとりなど微塵もない場合が殆どですが、豪華客船の旅は『高級ホテルライフを楽しむ』感覚に近いと思います。
また、船の移動のため、時差が少しずつしか発生せず、体力的にも非常に楽なので、そういった意味でも年配者に人気なのではないかと思いました。

ティータイムの時間に欧米人と仲良くなり、それ以降船でダンスを教わったり、今でも手紙のやり取りをするなど、良い出会いが増えたのもこの頃です。

少し体を動かそうとプールに行ったら水が海水で驚いたり、船が次の寄港地上海に近づくにつれ、トイレの水が濁ってびっくりしたりと、『移動するホテル』の豪華客船を徐々に理解していきました。

寄港している間は閉鎖されるロゴショップなども、終日クルージングの日はゆっくり見ることが出来ます。
船に乗らなければ購入できない、キュナードやQEUのロゴの入った商品が沢山あり、見ているだけでも楽しめました。

   5日目 (3/10) 上海寄港 
朝食をビュッフェレストラン・リドで頂きました。
ビュッフェなのにスタッフにお願いして取って貰います。感染症の予防のために、乗客が手を出さないシステムになっているそうです。
そう言えば、レストランに入ると抗菌ジェルを必ず手に塗る事になっていました。バイキングに並べてあるヨーグルトは日本製で、日本で仕入れて出しているのが何となく嬉しかったです。食事中、そのヨーグルトを持って「何て書いてあるの?」と聞かれたり、日本人であることが嬉しかったりしました。

この日は船主催ツアー『豫園と玉仏寺』に参加しました。
同ツアーの方々は皆さん旅慣れてらして、上海中央部へ行くシャトルバスで街へ出て、自由行動を楽しむそうですが、私達は初めての上海ですし、何かと中国は怖いのでツアーに入りました。

キンキラの玉仏寺と対照的にグレー一色の豫園の観光。欧米人向けのツアーなので英語の説明のため、全て理解したわけではありませんが、中国の歴史にまつわる説明などを聞きながらの観光でした。
『豫園と玉仏寺』ツアー
行く先行く先で、団体に平行して付いて回る押し売りの多さにもびっくりしたものでした。

少し自由行動をして帰船のシャトルバスでは、様々なツアーに参加した人達と一緒になり、それぞれのツアーの良さを語りながら船に戻りました。「君は日本人?韓国人?中国人?」と聞かれ、欧米人にはアジア圏の人種の区別がつかないのだと思ったものでした。

毎晩船ではショーが行われますが、この日のショーは雑技団でした。私は日本でも中国でも見たことがありましたが、欧米人は初めての人も多かったそうで大盛況でした。船なので天井が低く、あまり派手なものは出来なかったと思いますが、充分に中国伝統パフォーマンスを堪能出来たショーでした。
こうして寄港地に因んだショーを楽しめるのは、よりその土地を感じられて良いものです。

   6日目 (3/11) 終日クルージング 
この日、船のアクティビティを初体験しました。
バスケットコート、パドルテニス、シャッフルボード、輪投げ、パターゴルフとゴルフ練習所があるのですが、どこも結構人気がありました。テニスを狙ったのですが、なかなか空かないので見学していたら、欧米人に「一緒にやらないか」と声をかけられ、シャッフルボードを初体験しました。欧米では人気の遊びらしく、言わば『陸上のカーリング』みたいな遊びです。ゲームの内容より、気軽に乗客通しが楽しめる雰囲気が何より楽しかったです。

この日はクルーズプラネット主催のカクテルパーティがヨットクラブで行われました。ドレスコードフォーマルの日だったので、皆さん正装で現れ、和服の方もいてとても素敵でした。クルーズ慣れしていらっしゃる私達以外の方々は、正式なタキシードをお持ちで、正装姿も板についていました。

このパーティで全夫婦が3月結婚記念日で、このクルーズが記念クルーズだと知り、私達も将来記念クルーズに乗りたいねと話したりしました。

翌日に香港寄航を控え、キャビンのテレビでも香港紹介映像が流れていました。英語や日本語を話す人が出てきていましたが、日本人ではないので発音が実におかしなものでした。

   7日目 (3/12) 香港寄港 
香港では繁華街のすぐ側に寄港し、ツアーの中で最も利便性の高い所に到着です。
一歩出ればもう街中。個人で歩くにも全く問題ないところです。この時ばかりは私達もツアーに入らず、自由な街歩きを楽しみました。

船が付くのはチム・サ・チョイという繁華街のハーバーシティ700という建物。嬉しい事に、到着日には簡易観光案内所が出来ていて、地図を配ったり、行きたい所への案内をしてくれていました。私達は香港は慣れていたので地図だけ頂きましたが、このサービスは大変助かるものだったと思います。観光客慣れしていて、観光客を大切にする香港の良さを感じました。

夜は船から香港夜景を見ることが出来、光のショー『シンフォニー・オブ・ライツ』もデッキから見ることが出来ました。
普段香港では、湾側に泊まらないと部屋からは見えないものなので、船から見られることは感動でした。

またこの日から、レストランを中心にスタッフの入れ替えがあり、メインダイニングのサーブスタッフも変わりました。変わったスタッフも良かったのですが、香港で変わることを知らなかったので、御礼を言えなかった事と写真を一緒に撮れなかった事が残念でした。


   8日目 (3/13) 香港寄港 
香港は2日間停泊です。
前日は昼近くに着いたので行動時間が限られましたが、朝から動けるこの日は香港島まで足を伸ばせました。
香港グルメを堪能し、買い物を楽しみました。ツアーで観光に連れて行って貰う寄航も楽しいですが、自分達で動くのも楽しいです。

出港の時は2005年秋に出来たばかりの、香港島のフォーシーズンズホテルに船が凄く近づき、迫力がありました。

出港時に友達になったアメリカ人老夫婦に誘われ、ダンスホールでサルサ、チャチャチャ、ワルツなどのダンスを教わりました。欧米人はダンスが上手で、年配の方もきびきびと上手に踊るのが凄かったです。


   9日目 (3/14) 終日クルージング 
香港を出てから、徐々に暑さを感じるようになってきました。初めてのクルーズで、今まで寒い中を過ごしてきたので、やっと本格的なクルーズを感じられる気温になってきました。

船長主催のパーティが催されました。招待状が前日キャビンに届いていました。招待されるのはオーストラリア以降に乗船した乗客のみだそうで、日本人の比率が凄く高かったです。
パーティの後に、夕食のレストランでハネムーナーのお祝いもして下さる事になっていたので、目一杯のお洒落をしていきました。

招待された乗客が、1組1組船長と写真を撮りながら入場していきます。私達の番の時、船長が言葉をかけてくれました。「こんな若いカップルに乗って貰えて嬉しい」と。そして結婚生活が上手くいくために、というジョーク混じりのアドバイスも頂きました。普段、船長がこういう時に言葉をかけることはあまり無いそうで、とっても良い記念になりました。
パーティでは船長はじめスタッフの紹介がされ、短い時間でしたが、スタッフ達とも交流を交わす事が出来ました。

夕食時にハネムーナーのお祝いをしてくれました。今までもレストラン内では、お誕生日を迎えた方へのお祝いがスタッフの歌と共になされてきましたが、ハネムーナーのお祝いということで、歌が少し違っていました。2人で食べるのにぴったりのサイズのブラウニーケーキにろうそくを立ててくれ、主人と手を繋ぐよう促され、その中で歌って貰いました。たくさんのスタッフがテーブルに集まり、一斉に歌ってくれる迫力は圧巻でした。

またこの日はレストランのスタッフ全員が花火を両手に持って現れ、レストラン内を楽しく練り歩くファイヤーショーも行われました。急に電気が暗くなった時は驚きましたが、初めてみるファイヤーショーに感激しました。
ファイヤーショーの様子

   9日目 (3/15) ベトナム寄港 
香港を出るまで寒いくらいだったのに、ベトナムに近づくにつれ暑さを感じるようになり、到着したこの日は30度超!
ベトナム観光は船主催の英語ツアーではなく、クルーズプラネットが系列会社のH.I.S.で組んでくれた日本語ツアーです。船のツアーをモデルに作っているのか、ルートは殆ど同じですが、私達だけの観光バスに日本語ガイドがいることは大変有難かったです。系列会社のあるクルーズプラネットだから出来る事だと思います。このツアーは全員参加でした。

説明会で参加者を募った時はホイアンの予定でした。しかし、数日前に船の寄港場所が少し変わったため、フエ観光に変更となりました。こういう機転が利くところも、現地に関連会社がある強みだと思います。

メインとなる市街まではバスで約1時間半。舗装されていない道を猛スピードでノーヘルバイク相手にクラクション応戦しながら走るバス。命が縮む思いのドライブでした。

フン川というところに着き、そこから『ドラゴンボート』というカラフルなボートで最初の観光地『ティンムー寺』まで向かいます。水辺を静かに進むと水上生活者の船がたくさんありました。動き出して暫くしたら、船長の家族が刺繍絵やら水彩画やらを売り込んできて、この国の商魂逞しい事を痛感しまして苦笑しました。
ベトナム・チェンマイにて
岸についてティンムー寺へ。1601年に出来た、フエで1番大きなお寺だそうです。沢山の階段の上にあり、その上に聳え立つ七重の塔『トゥニャン塔』が誇らしげに佇んでいます。
以前はベトナムで最も高い塔だったそうですが、今はハノイにもっと高い塔が立ち、2番目になったそうです。中国的な雰囲気もあるのですが、中華圏に比べて色彩が鮮やかで、ふんわりとした雰囲気でした。

次の観光地はグエン朝1802年〜1945年時代、13代にわたって続いた皇帝の居城グエン朝王宮です。ただ残念ながら、王宮内の殆どがベトナム戦争時に壊れてしまったそうです。王宮へ進む途中、たまたま遭遇したアオザイの集団が素敵でした。王宮の中心に中国の紫禁城をモデルに作ったという、太和殿があり、王宮を再現した模型が展示されていてその壮大さを物語っていました。

市場を覗いた後、昼食へ。昼食は勿論ベトナム料理。綺麗だけど開放的なレストランで頂きました。
欧米人と日本人御用達の、現地の人は絶対訪れないレストランのようでした。出迎えの女の子のアオザイ姿も綺麗で可愛く、思わず一緒に写真を撮って貰いました。驚いた事にクーラーが無く、風が通りやすい建物ですけど、汗を拭きながらの食事でした。食事内容は香草が効いていましたが、チキンなどもあり美味しく頂きました。

次の観光地はトゥドゥック帝廟。その名前の由来通りトゥドゥック帝が1867年に3年もの歳月をかけて作らせたという言わば別荘で、大きな蓮池があり、トゥドゥック帝はそこで釣りをしたり、花見をしたり、読書をしたりしたそうです。ただ、この別荘を作るために重税を課したとかで、人気は無かったとか。蓮池は濁ってはいたものの、綺麗に整備されていて、ここで皆記念撮影をしました。奥に進むと石碑と墓石がありますが、人気の無かった王のため、本当にここに奉られているかは不明だそうです。

最後にカイディン帝廟。グエン朝12代目の皇帝カイディン帝の墓で、1920年から12年かけて建設されたそうです。フランスの影響が大きいため、欧風様式の造りが随所に見られます。 最もその欧風さが見られるのが煌びやかな内装でした。内部にはヨーロッパや中国、日本から輸入された陶器で描かれた絵があったりして、日本のビール瓶なんかも沢山ありました。その美しさはこれまでに見学したところとは違う印象で、言うなれば『最も王族的』な感じでした。煌びやかさのせいでしょうか。


内容濃い観光を終えて、また猛スピード+クラクション応戦しながら船へ戻ると、船の側に仮設された露店が凄い賑わいをみせていました。クルーまで出てきて買い物しています。しかし観光地の倍からそれ以上の値段。観光地だって高い値段になっているというのに、本当に商魂逞しい人種でした。
船へ戻ってエアコンの空気に触れた時、やっと少し暑さが和らぎました。

   10日目 (3/16) 終日クルージング 
下船まで数日となりました。

下船前日は荷物整理などで忙しくなるでしょうから、この2日間の終日クルージングを思い切り楽しみました。
改めて船内を見渡すと、皆さん思い思いの過ごし方をしていて、これが船旅なのだと感じました。
普通の旅行のようにスケジュールぎっしりに観光地を次から次へとめぐるのではなく、時間をゆったりと感じながら過ごします。
その良さを知り、暑さが増して人が多くなったデッキへ出てアクティビティを汗かきながら楽しんだり、買い残しが無いようロゴショップで買い物したりしました。
 
またこの頃から船内の温度がヒートアップし、空調もあまり効かない状態になっていました。キャビン内も非常に暑く、暑さでゆっくり寝られないほど。添乗員さんにも聞いてみましたが、やはり古い船なので空調がもうあまり効かなくなっていたようです。

終日クルージングの日は何かと催し物があります。長い船旅に退屈しないよう、配慮されているのでしょう。この日は日中に氷塊の彫刻実演が行われ、その作品が深夜のミッドナイトビュッフェの会場・リドレストランに飾られていました。その影響か、この日のレストランはいつになく大盛況でした。

   11日目 (3/17) 終日クルージング
この日の催し物は日中はフローズン・カクテルの作り方実演ショー、夜は『聖パトリックの日』と称してダンスパーティが行われました。
アイルランド初のキリスト教伝道者聖パトリックのシンボルマークのクローバーに因んで、クィーンズルームには沢山のクローバーが飾られました。
生演奏の中皆さんがダンスを楽しまれ、社交界に慣れている欧米人は皆素晴らしいダンスで色々なパートナーと踊っていました。誰と踊っても上手に出来るのが凄いと思いました。

出発前に『緑のものを身に付ける日』とあったのがインフォーマルのこの日だと思い、私は男性のように緑のネクタイをし、主人はノーネクタイで緑のチーフを付けました。
こうして、テーマに添ってコーディネートを楽しむのも、ドレスコードのあるクルーズの醍醐味だと思います。


偶然レストラン内で、船内で知り合い仲良くなったマイアミ出身のフィリップとドリス夫妻に会い、記念撮影をすることが出来ました。

もうすぐお別れだと思うと、悲しくなりました。
住所を交換して、帰国したら手紙を書くことを約束しました。
フィリップとドリス夫妻と共に

   12日目 (3/18) タイ・レムチャバン寄港
タイに入国。ベトナム寄港時と同様、H.I.S.のツアーでバンコク市内観光に行きました。

このツアーには3組6名が参加しました。レムチャバンの港からバンコク市内までは2時間半近くかかります。途中休憩を挟みながら長い道のりをいくと、バンコク市内に近づくにつれ、高層ビルが立ち並び、タイの中心である事を伺わせました。

長い道のりだったため、バンコク市内に到着した時は既に11時近くになっており、現地係員の提案で先に昼食を頂いてから観光に行くことになりました。

エメラルド寺院
食事は高級ホテル内レストランのバイキングで、オープンと同時に入店出来たので、お料理が綺麗に並んだ状態から取る事が出来ました。トムヤムクンなどは、好きな具財を選んで作って貰うタイプで、出来立てを頂く事が出来ました。
このレストランはH.I.S.ツアーの御用達のようで、H.I.S.バッジをつけた日本人ばかりでした。南国の国のためか、ココナッツを使ったデザートがたくさんありましたし、フルーツも何種類もあって、どれもとても美味しかったです。

観光は最初にエメラルド寺院に行きました。神聖な寺院のため、キャミソール・ハーフパンツ・サンダルなど露出の多い服装では入ることが出来ません。
満面の緑に囲まれた中に、金色の建物が沢山立ち並んでいます。バンコクで代表的な観光地のため、日本人以外にも沢山の観光客がいました。現地係員が写真に良いスポットを教えて下さり、お陰で良い写真が沢山撮れました。
寺院内には至る所キンピカの建物が立ち並び、本堂も外側は全て金でした。本堂内は撮影禁止でしたが、本物のルビーやサファイアなどがぎっしり敷き詰められた外壁が煌びやかで綺麗でした。

また、私達が訪れた前々日にタイ好きで有名な秋篠宮様がいらっしゃったとかで、同じ時期にタイにいる偶然に驚きました。秋篠宮様もエメラルド寺院は訪れたそうで、全く同じ日だったら観光出来なかったでしょうから、少しずれていて良かったです。本堂を出るとパレスの敷地に入り、いくつもの宮殿がありましたが、その宮殿は各国の首脳が訪れた時などに宿泊されるそうで、秋篠宮様もお泊りになったそうです。

次に黄金に輝くエメラルド寺院とは対照的にヒンドゥー教の色濃いワットアルン(暁の寺)へ。
チャオプラヤー川の向こう岸にあるので、渡し舟で向かいます。5基の仏塔があり、石造りですが、色とりどりの陶器によって華やかに彩られています。故・三島由紀夫さんの小説『暁の寺』の舞台になったところだそうです。

船から離れているため、この2箇所しか観光出来ませんでしたが、エメラルド寺院の煌びやかな美しさとワットアルンの石造りの重厚さが非常に印象的でした。
また、アジア圏の観光ではお決まりの宝石工場も行きましたが、タイは宝石が沢山取れるようで、宝石の種類にもデザインにもびっくりでした。値段は張るものの、素敵なデザインのものがたくさんで、宝石もキラキラと輝いていて綺麗でした。
またどこへ行っても皆人当たりが良く、タイ人のセンスの良さと人柄を感じました。バンコク旅行だけでまた来たいと思いました。

   13日目 (3/19) タイ・レムチャバン寄港
船からパタヤビーチまでの無料シャトルバスが出ており、パタヤマリオットホテル リゾート&スパまで大型バスで行けます。

私達にとっては、シャトルバスで出て自由行動をするのは初めての体験でした。

マリオットホテルの側にはショッピングモールがあり、たくさんのお店があったので見ているだけで楽しめました。綺麗な建物なのに、買い物をする時に値段交渉出来るのが不思議でした。

パタヤビーチにて
歩いて行けるパタヤビーチに行ってみると、砂浜の向こうに綺麗な海が広がり、バナナボートやジェットスキーなどのアクティブティを楽しんでいる人がたくさんいました。波が穏やかで、海の水もとても綺麗でした。パタヤだけ来る機会があったら、海も楽しみたいと思うような綺麗な海でした。

海沿いにはたくさんのお店が並んでおり、驚いたのはタトゥーのお店が多いということ。タイではマニキュアを塗るかのように簡単に、タトゥーを入れるそうです。またタイの象徴、象をマスコットとしたお土産も多く、キーホルダーやマグネットなどを買いました。

船へ向かうところに、ベトナムと同じようにお店が出ていましたが、ベトナムのように何倍の値段もするところは殆ど無く、ショッピングモールよりは安かったくらいでした。頑張って交渉して、タイ語で「こんにちは」と書かれたキャップと、タイ式キックボクシングのキャップ、そしてビーズで編んだストールを買いました。
ストールを買ったお店の店員さんが凄く優しく、交渉も楽しみながら出来たので、買い物後に一緒に写真を撮って貰ったくらいです。本当に人が優しい国でした。

   14日目 (3/20) 終日クルージング 
残念な事に下船が翌日に迫り、船に預けていたパスポートが返却されました。手元に戻ったパスポートを見ると、今まで寄航したところのスタンプがいっぱい押してあり、フライトで入国する時とはスタンプの色が違ったり、スタンプそのものが違ったりしていることに驚きました。すっかり自分の部屋のように過ごしてしまったキャビンのクローゼットから、この日の夜の服を残して全てスーツケースにしまい、荷物を詰めていると、段々キャビンががらんとしてきて淋しい気持ちになりました。

先日の下船説明会の指示に従い、夜には通路に沢山のスーツケースが並びました。せっかく地図無しでも船内を自由に歩けるようになったのに下船とは、残念でした。
心残りが無いよう、ロゴショップやフォトショップでの買い物も済ませました。
また、船内中の写真を撮ってまわりました。
レストランでも近くの席のオーストラリア出身のご夫妻と一緒に写真を撮り明日下船する旨を伝えたら、頬にキスをして挨拶してくれました。
初めての体験でしたが、とても嬉しいものでした。

サーブスタッフとも写真を撮り、今までのお礼を伝えたら「喜んで貰えて嬉しい。またお会いしたい」と言って貰え、またいつかキュナードの船に乗りたいと強く思いました。
オーストラリア出身のご夫妻と一緒に

   15日目 (3/21) シンガポール 下船
船での最後の食事となる朝食は、レストランで頂きました。夜と違ってサーブスタッフが決まっているわけではありませんが、1つ1つサーブして貰う朝食は、船の優雅さを感じるものでした。長い間朝食を頂きましたが、フルーツが凄く美味しかったです。

下船してH.I.S.のツアーバスに乗り込み、船から離れるに従って「あぁ本当にもう船へは戻れないんだな」と思うと後ろ髪を引かれる思いでした。今までの観光へ行く時と違って、もう戻れないという気持ちが凄く淋しさを大きくさせていたと思います。
現地ツアー担当のスーザンが凄く明るく、彼女の明るさに引っ張られて徐々に楽しくなりました。

観光の最初に訪れたのが、チャイナタウンにあるシンガポール最古のヒンズー寺院、スリ・マリアマン寺院です。1827年にインド人の商人によって建てられ、現在の建物は1843年ごろに再建されたもので色鮮やかな彫刻や神々の像や天井画が美しい寺院です。

飲茶の昼食後、ノースボートキーにある、ラッフルズ卿の彫刻を見に行きました。シンガポール観光では必ずと言って良いほど訪れる定番観光場所。イギリス貿易の拠点としてシンガポールを発展させた彼が、最初に降り立った場所に銅像が建ち続けているのです。

そしてシンガポールのシンボル、マーライオンに会いに行きました。
14世紀にスマトラの王子が上陸した際、ライオンに似た動物を見て、島をサンスクリット語で『シンガ(ライオンの意)プーラ(都の意)』と呼んだ事が現在の国名の由来とされ、伝説のライオンと港をイメージする魚を象ったのが、この口から水を吐く、マーライオンです。
ガイドのスーザンが色々な写真の撮り方を教えてくれて、マーライオンの吐く水で遊んでいるかのような写真も撮れました。

最後に植物園へ。

高温多湿のシンガポールでは植物がよく育ちます。蘭が見事に咲き誇る植物園は有名人もよく訪れるそうで、記念のプレートが所々にありました。
ここでもキュナードツアーで船の方々に会い、彼らの顔を見たらまた船へ帰りたくなってしまいました。
植物園にて
DFSでの自由行動を終えたら、空港へ向かう時間となりました。本当に、この旅の終わりが来るのです。

関空行きの方とは空港でお別れです。DFSを出る時に、関空行きのご夫妻に可愛がって下さったお礼を言いました。長い間一緒の船に乗っていたのに、もうお別れなのかと思うと涙がこみ上げてきました。
また空港ではスーザンとのお別れも待っていました。彼女の人柄がとても明るく素敵な人だったので、それもまた悲しいものでした。

全日空902便で成田へ。 船を感じると短いフライトの最後の旅に出ました。

   16日目 (3/22) 成田 帰国 
朝7:00。ほぼ定刻で成田へ到着しました。
添乗員の角井さんが1組1組名刺を渡して挨拶してくれました。このクルーズがとても素晴らしいものだったのは、角井さんのお陰も大いにあり、感謝の気持ちでいっぱいでした。

同じ便で帰国された方々とも最後のご挨拶。年配の方も多いですが、ゆったりと時間が流れ、時差が1時間ほどずつしか発生しないクルーズは、フライトで時差ボケになる旅行よりずっと体が楽なようです。体力的に負担が少ない事も、クルーズが年配者に喜ばれる理由だと思います。

長かったはずの新婚旅行はこうして幕を閉じました。
ドレスコードや社交界のルール、レディファーストなど沢山の貴重な経験が出来ました。
最高の新婚旅行になったと思います。そして他の皆様のように、銀婚式や金婚式に、またクルーズプラネットのツアーでクルーズ旅行に行きたいと思いました。

H19年3月ご旅行  S様より

H19年11月1日

 
平日 10:00〜18:00
土・日・祝 11:00〜18:00
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