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海外ニュース

MSC、新たな船内空気清浄システムを導入(2020年10月21日)

引用元:クルーズインダストリーニュース

コスタ スメラルダ

2020年10月21日

MSCはプレスリリースにて、現在造船中のMSCシーショア号、ウイルス感染リスクを軽減する高度な空気衛生技術「セーフエア(Safe Airの導入を発表した。

同船は「セーフエア」を初めて搭載する新たなクルーズ船になるとMSCは述べているこれより以前、ウィンドスター・クルーズが既存のクルーズ船にHVAC空調システムの導入を発表している。

「<セーフエア>の次世代衛生システムは、船の空調システムと組み合わせて採用される紫外線C波を用いたUVCランプの技術に基づいており、これにより空気の流れは、有機粒子に当たってウイルス、細菌、カビなどの大気汚染物質の循環を防ぐ短波長光の放射を根源から受けます」と同社は説明する。

このシステムは、イタリア・トリエステにある遺伝子工学・バイオテクノロジー国際センターのウイルス学研究室と協力し、フィンカンティエリ造船所の設計者と技術者によって開発された。

MSCシーショア号は、20217月にフィンカンティエリからイタリアのモンファルコーネ造船所にて引き渡される予定である。

MSCによると、全長339メートルのシーショア号は同社の最長の船であり、イタリアで建造された最大かつ最も革新的な船となる。

(クルーズプラネット訳)

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