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海外ニュース

バイキングスター、COVID-19検査用に 洋上初のPCRラボを設置(2020年11月2日)

引用元:クルーズインダストリーニュース

バイキングは、洋上初となる完全なPCRラボの設置が完了したと発表した。
同社はこれを業界初であるとして、この新しい船内施設によってクルーズ業界がPCR検査をおこなえるようになり、バイキングは全ての乗員乗客のPCR検査を非侵襲的な唾液検査により実施することが可能になると述べた。
このPCRラボは全ての乗員乗客に毎日検査をおこなうことができる十分な能力を備えており、世界中のCOVID-19の有病率の度合いに柔軟に対応できる。
この業界初のラボは、乗客数930名のバイキングスター号に設置されており、設計された手順とプロトコルが完全に有効であることを確認するため、一連の広範なテストが実施されることになると同社は述べた。
「私たちは数ヶ月間にわたり、これに取り組んできましたが、特に今日は、乗員乗客の安全を損なうことなくクルーズを再開することに一歩近づくという意味で重要な日です。最近発表されたCDC(米国疾病管理予防センター)のガイドラインは、弊社による公衆衛生の研究と明確に一致していて、私たちはこれが安全に運航する唯一の方法であると考えており、CDCによる検査の推進を歓迎します。弊社の広範にわたる船内の衛生プロトコル、そして継続的なPCR検査により、バイキングのクルーズ船は安全に世界を旅し探索できる場所になると私たちは考えています」と、バイキングの海上業務担当副社長マット・グライムスは述べている。
バイキングは11月中旬にノルウェーのオスロにバイキングスターが寄港する際、PCRラボおよび新たに設計されたプロトコルと運用手順をデモンストレーションする予定である。

(クルーズプラネット訳)

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