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海外ニュース

ノルウェージャン、 クルーズ再開に「妥協はしない」 (2021年4月6日 )

引用元:クルーズインダストリーニュース

ノルウェージャン・ジェイド

ノルウェージャンクルーズラインの最高販売責任者、カティーナ・アタナシウは、今年の夏のクルーズ再開にあたり、最初にスタートする3コースについて、最高の旅程と望み通りの休暇を楽しむ機会を乗客に確実に提供できるようにすると述べた。
ノルウェージャンはカリブ海7日間クルーズへのアメリカ人の集客にあたっては、カリブ海の中でも空路でのアクセスが便利で人気の高い地域に注目し、「クルーズインダストリーニュース」で1位と2位にランキングされたジャマイカとドミニカ共和国を寄港地に選んだとアタナシウは語る。
「この決断は、とても簡単でした」とアタナシウ氏は述べた。ノルウェージャン ジョイ号は8月7日からモンテゴベイ発の7日間のクルーズを行い、ノルウェージャン ジェムは、8月15日からドミニカ共和国発の7日間のクルーズを開始する予定である。
モンテゴベイ発のノルウェージャン ジョイは、ハーベストケイ、ロアタン、コスメル、オーチョリオスなどに寄港。ドミニカ共和国ラ・ロマーナ発のノルウェージャン ジェムは、バルバドス、セントルシア、セントマーチン、アンティグアに寄港する。
アテネに配船されている3隻目の船、ノルウェージャン ジェイド号の1週間のクルーズでは、毎日異なる港に寄港するため、ヨーロッパからの乗客で満船になる可能性が高いとアタナシウは示唆する。
このタイミングでの開始が適切であると考えた理由は?
この質問にアタナシウは、「単純に、準備が整っているから」と語る。「私たちは最初から、健康と安全を最大限に確保するだけでなく、海上でも陸上でも最高の休暇を楽しんで頂けると確信できるサービスを提供する準備ができるまで再開はしないと公言していました。私たちは、健康と安全を確保し、お客様に楽しいクルーズを経験して頂くためには、妥協はしません」。
これら3船は、同社の新しいSailSAFEプログラムの下でクルーズを行い、乗客数を減少してスタートする。すべての乗組員はワクチン接種を受け、乗客も全員、ワクチン接種が求められる。
寄港地への上陸を希望する乗客は、ノルウェージャンクルーズラインによる寄港地観光を購入する必要がある。アタナシウによると、寄港地観光を提供するにあたり、大きな調整はないと考えているという。寄港地観光のポリシーは7月と8月は維持され、定期的な見直しが行われる予定。
クルーズにおける最大の変化は、新しい非接触技術によるもので、このテクノロジーは乗下船プロセスの簡素化にも役立つ。
「私たちはお客様がクルーズ休暇を楽しむために必要なことは妥協しません・・・全て決めつけずにアイディアを受け入れ、ノルウェージャンクルーズならではの強み、お客様がこよなく愛することは、これからもノルウェージャンの客船に取り入れていきます」
また、ノルウェージャンクルーズラインは、クルーズ再開への取り組みを収めたドキュメンタリーの公開を開始する。全5話シリーズのドキュメンタリーは、4月15日に www.ncl.com/embarkとフェイスブックでスタートする。 同社は4月5日月曜日、米国疾病管理予防センター(CDC)に対して、米国内の各港発のクルーズを7月に再開する計画、およびCDCの条件付出航承認取り下げを求める書簡を送付しており、さらなる展開も予想される。

(クルーズプラネット訳)

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