チビタベッキア(イタリア)
基本情報
チビタベッキアとは“古代の街”を意味しています。
イタリア、ラツィオ州、ローマ県にティレニア海に面した港町であり、首都ローマから西北西に約80キロ、電車で約1時間半の距離にあります。
日本との関わりが深い街で、1615年に慶長遺欧使節団を率いる市倉常長が日本人として始めて上陸しました。
「日本人聖殉教者教会」もあり、壁画には世界でも珍しい「和服姿のマリア像」が描かれています。この教会は1862年に日本の二十六聖殉教者を記念して建てられましたが、第二次世界大戦時にチビタベッキアは激しい空襲を受け、教会も被害を受けましたが、終戦後すぐに再建され今日に至っています。
※ローマへは、オプショナルツアーをご利用ください。
写真:スペイン広場
空港から港へのアクセス | バス・タクシー : フィウミチーノ空港からはタクシー利用となります。40~50分。 |
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港情報 | 両替所 : 無し 使用可能通貨 : ユーロ 店 : クルーズ船の着く港には何もない ツーリストインフォメーション : 市内にはあるが、港には無し 荷物預かり所 : 無し |
港から市街中心へのアクセス |
タクシー : 港湾局が運航しているシャトルバスで、市内駐車場まで行ってからタクシーを利用する方が良い。 シャトルバス : 港湾協が運航する無料のシャトルバスがあり、クルーズ船から市内の駐車場まで往復している。これは港のターミナルは狭く、駐車場も狭いため、混雑を避けるのが主目的のシャトルバスです。 |
英語の通用度 |
全体 : あまり問題ありません。 カフェ・レストラン : 観光客向けの店は問題ありません。 タクシーの運転手・売店など : バラつきがあります。クルーズ船客をめざして来るドライバーはある程度は通じます。 |
主なOPツアーや観光地 | ローマ : チビタベッキアは基本的にはローマの外港です。ここから出航する場合は別ですが、この港に寄港した場合には多くのお客様がローマ観光に行かれます。ローマは以前に行ったことがあるという方も、やっぱりまた行ってみようと言う方は多いです。個人で鉄道で行く場合、船のオプショナルツアーで行く場合など様々な方法がありますが、ローマもスリや置き引きの多い街です。また、鉄道内もスリがいることがありますので、充分ご注意下さい。 日本聖殉教者教会 : チビタベッキア鉄道駅の近くにあります。最初に建立されたのは1864年です。聖堂内のドーム部分に感じで日本聖殉教者教会と書かれています。 支倉常長像 : バスターミナルにほど近い、港の城壁のすぐ内側の位置に建っています。羽織袴で、大小刀を差し、髷も結った侍姿です。 |
添乗員からの ワンポイントアドバイス |
シャトルバスで市内の駐車場まで行って、鉄道駅方向に歩いて行くと、200m程の所に羽織袴姿で刀を帯びた侍の銅像があります。これは伊達政宗に派遣された支倉常長の銅像です。 鉄道駅の先まで行くと古い教会があります。ここには長崎で磔刑になった日本の26聖人が祀られています。このチビタベッキアは意外と日本とつながりのある街です。クルーズ船で寄港してローマに行かない場合は是非街を散策して、日本との縁を見つけてみて下さい。 |
最終更新 | 2024年8月9日 |