コルフ島(ギリシャ)
基本情報
コルフ島は、イタリア近くのイオニア海北東部に浮かぶ、「鎌」の形をした南北約60kmの細長い島。夏のシーズンには多くの観光客で賑わう人気リゾート地です。
アドリア湾口に位置しており、中世から地中海の交通の要所として栄えました。
かつてはイギリスやヴェネチアに統治されていたため、ギリシャとヨーロッパの文化が共存する独特のムードをもっています。
水に恵まれたこの島はオリーブの産地として有名で、高品質のオリーブオイルがイタリアに輸出されています。街並みが世界遺産にも登録されている旧市街にはフランス風の通りがあり、またベネチア風の家並み、イギリス風の建物、さらにギリシャ聖教の教会と、街全体が不思議な調和を見せています。
郊外には、リゾートホテルの並ぶ美しい景観のビーチが点在しています。
港情報 | 両替所 : 日本から両替できます、両替する手間を考えて空港にて両替しておきましょう。 使用可能通貨 : ユーロ 店 : 小さな免税店、日用品、ちょっとしたギリシャのオーガニックのコスタリー等をお求めいただけます。 ツーリストインフォメーション : Hip of Hop on Busが地図等を配っています。 荷物預かり所 : 無し |
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港から市街中心へのアクセス |
タクシー : 町まで20分位。 シャトルバス : 大抵の船会社は港~町までシャトルバスが出ています。約20分位です。 |
英語の通用度 |
全体 : ほとんど問題ない程度に通じる。しかし地元の人は英語はできない。 カフェ・レストラン : メインストリートに面している大きなレストランや店などは英語でも通じるが、路地に入ったり小さな個人の店は話せない人もいる。ガムラスタン内は英語でほとんど問題ない。 タクシーの運転手・売店など : 地元の人が多いので英語はできる人とできない人がいる。 |
名物料理や特産品 |
特産品(おみやげ) : 金柑--金柑のリキュール、金柑漬け、シロップ等がある。オリーブの木でできたお皿、フォーク等、固い木なのでしっかりしていて、木のぬくもりがあっていいです。海綿スポンジ、ヘチマスポンジ、オリーブ石鹸等。 レストラン : 地元のベーカーリーで菓子パン買って食べながら町をぶらぶらしてみましょう。クリームチーズとほうれん草が入ったのは人気。 ショッピング : 旧市街にたくさんお土産屋さんがあります。 |
主なOPツアーや観光地 |
聖スピドン教会 : 16世紀に生きたコルフの守護聖人スピドンが銀の棺に眠っています。小さい教会ですが、今も沢山の信者が彼に祈りをささげています。ショッピングストリートにあるのでついでに寄ってみてください。 アヒリオン宮殿 : オーストリア皇后エリザベートが19世紀末に建てた離宮。エリザベートが愛したギリシャ神話の英雄アキレスに由来する。シシ―(エリザベートの愛称)の愛した様々な彫刻、絵画、調度品等がご覧いただけます。 カノ二島 : コルフを代表する景色の一つ。聖ヴラへルナ修道院と通称ネズミ島と呼ばれる可愛らしい島がある。展望台の横がコルフ空港なので、飛行機が離着陸する時はものすごい迫力です。 旧市街(ベネチアタウン) : 旧市街の広場にはイギリス時代の名残のクリケット場がある。エスピラナダ公園の周りにはカフェが並び、お土産屋、市庁舎、聖スピドン教会がある。 |
添乗員からの ワンポイントアドバイス |
私はいつも海綿良質なスポンジがあるのでまとめて買っていきます。目の粗いものから、細かいものまであります、お好みで。 |
最終更新 | 2018年12月14日 |
寄港地スナップ
南北約60kmの細長い島、コルフ島。
コルフ島の中心都市ケルキラにはヴェネチア時代の名残が見られます。
中世の面影を残す旧市街ではは、徒歩でゆっくり観光することができ、途中ギリシャ料理などもお楽しみ頂けます。
フランス風の並木が美しいエスピラネード広場やクリケット競技場などを見て周るのも良いでしょう。
コルフ島では、西海岸の景勝地として有名なパレオカストリッツァへのオプショナルツアーが人気です。澄み切った美しい海を抱く地上の小楽園と言われる美しい景観が望めます。また、観光名所カノニからは、湾内に浮かぶヴラキヘルナ修道院と沖合いのねずみ島が望めるため人気があります。
アヒリオン宮殿 (Achillion)
ケルキラから南に10kmほどのところにあるネオ・クラシック様式の宮殿。オーストリア皇妃エリザベートによって1891年に建てられました。
旧市街
カフェやお土産屋などが多数あり、街歩きを楽しめます。
カノニ展望台
イオニア海とコルフの市街地を一望できるスポットです。
その他の見どころ
■パレオ・フルリオ (Old Fortress)
べネチア時代の旧要塞。海に突き出たかたちでたてられており、スピアナダ公園とは運河で隔てられ、橋を渡って行き来することができます。城塞に沿った遊歩道の頂上には十字架が立ち、ここから旧市街地が一望できます。 (有料)
■ネオ・フルリオ (New Fortress)
1577年~1588年にかけて建てられた、同じくベネチア時代の新しい要塞。旧市街地の西側、フェリー乗り場の正面にそびえるグレー一色の建物です。内部は当時使われていた通路や部屋が残っており、見学可能。暗いところもあるので足元にご注意ください。
■考古学博物館 (Archaeological Museum)
先史時代からローマ期にかけての島内の各地から発掘した品が展示されています。建物は2階建てで、1階にはアルカイック後期からローマ期にかけてのブロンズ像の展示室などがあります。2階の「ゴルゴンのレリーフ」(紀元前6世紀ごろ)は特に有名。 (有料)