クシャダス/イズミール(トルコ)
基本情報
クシャダスは、トルコのエーゲ海岸に広がる白砂の美しいビーチリゾート。
湾の片隅に突き出たギュウェルジン島(ハト島)には、14世紀からの城塞が今も残っています。町自体は小さいながら、周辺にプリエネ、ミレト、エフェソスなどの遺跡がいくつもあり、遺跡めぐりの拠点となる港町。町の中心はバルバロス大通り周辺でレストランや土産物屋が並んでいます。
下船場所から中心地までは徒歩10分弱。中心地に広がるバザールでは外国通貨も多く受け入れられているので、USドルやユーロが使えるお店が多く、小紙幣を持参すると便利です。
トルコ第3の都市イズミールは、一年で300日青空が見れると言わる穏やかな気候で人気の港湾都市。海岸沿いには、ヤシに縁どられた遊歩道や並木道が伸び、その奥には、取り囲む山の傾斜を段階状に登るように建てられた細長い町並みがあります。5000年もの歴史を感じさせる建築物が多数みられます。
クシャダスもイズミールも、エフェソスの古代都市遺跡群への拠点として、多くの観光客が訪れます。
港情報 | 両替所 : 日本の空港にてUS$等のメジャーな通貨に両替しておきましょう。細かいのを入れてもらうように。 バザール等の市場ではいろんな国の通貨が使えます。US$/ユーロ等、お札の細かいのを用意しておきましょう。(コインは受け付けてくれません。) 店 : 新しい港でお店、カフェ、皮屋さん等いろいろあります。 荷物預かり所 : 無し |
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港から市街中心へのアクセス |
タクシー : クシャダス/町まで5分~10分(町までは歩ける範囲です。) イズミール/タクシーは港前に停まっているので新市街、旧市街に行くことができます。 シャトルバス : 無し |
英語の通用度 |
全体 : 地元の人が多いので英語はできる人とできない人がいる。 カフェ・レストラン : 地元の人が多いので英語はできる人とできない人がいる。 タクシーの運転手・売店など : 地元の人が多いので英語はできる人とできない人がいる。(クシャダスでは殆ど通じません。) |
名物料理や特産品 |
特産品(おみやげ) : 目玉の魔除けのお守り・アクセサリー (ナザールボンジュウ)、トルコランプ(モザイク・ガラス製)、香水瓶(吹きガラス)、トルコ石(ターコイズ)/宝石、トルコ陶器: 皿、タイル。 レストラン : トルココーヒーを飲んでみましょう。フムス(茹でたひよこ豆をすりつぶし、すり胡麻・塩・ニンニクを加えた料理)を食べてみましょう。 ショッピング : ショッピングエリアが港から近くにあります。 |
持ち物アドバイス | 夏:遺跡に行くときは日影がないので日傘を持っていくといいかもしれません。日焼け止め、サングラス、日焼け対策、お水等。 |
主なOPツアーや観光地 |
エフェソス古代都市遺跡群 : エフェソスは紀元前11世紀に建てられたイオニア人の都市国家。貿易を中心にエーゲ海での重要都市として栄え、リディアの王やアレキンサンダー大王の支配の時代を経てさらに発展しました。 遺跡内でも特に有名な「セルシウス図書館」は、当時はアレキサンドリア、ベルガモの図書館と共に世界の3大図書館として知られ、約12万書の蔵書があったと言われ、現在はエフェソスのシンボルとなっています。1階はイオニア式、2階はコリント式の柱で造られており、正面には知識、学識、聡明、高潔を象徴する4体の女性像(レプリカ)が置かれております。 古代アゴラ : イズミールに残る数少ないローマ時代の遺跡。コリント様式の支柱が数本並び、石片が当たりに転がっています。3階建ての市場跡。 考古学博物館 : 古代アゴラから出土した穀物の神デーメーテール、海の神ポセイドン、神アルテミス等の神像が収められています。 時計塔 : 塔の部分は1901年にスルタン アブドゥルハミト2世の在位25周年を記念して造られ、コナック広場の中心に置かれました。時計はドイツ皇帝ヴェルデヘルム2世からの贈り物です。 スポンザ宮殿 : 貿易都市であるクシャダス/イズミールに出入りする物資や財の管理所として1516年に建てられましたが、17世紀に入り学者たちの集まる文化サロンへと変わっていきました。現在は、クシャダス/イズミールの歴史文書や裁判記録などを10万点以上保管する古文書館となっています。 |
添乗員からの ワンポイントアドバイス |
良質な革製品のお店が港から近い所にたくさんあります。 |
最終更新 | 2019年1月24日 |
寄港地スナップ
土産物屋が建ち並ぶ街 クシャダス
観光客の多いクシャダスには土産物屋やレストラン、カフェもあります。
エフェソス遺跡群を見た後は、街のレストランや土産物屋でゆっくりするのも良いでしょう。
アルテミス神殿からエフェソスの遺跡へ
考古学博物館から、エフェソスに向かう大通りの途中に「世界7不思議」のひとつに数えられているアルテミス神殿の遺跡があります。
紀元前6世紀から着工された神殿は、120年の歳月をかけて完成しました。高さ19メートル、直径1.2メートルの巨大な白大理石の円柱が127本使われたといわれています。完成の100年後、アレキサンダー大王が生まれた年にエロストラトスという狂人によって放火され、全焼しました。
アルテミス神殿から徒歩15分ほどのところに、エフェソスの遺跡群があります。ローマ時代の会議場、大理石で造られたアルカディアン大通り、ローマ浴場、聖マリア教会、野外劇場、セルシウス図書館、当時の売春宿、ハドリアヌス神殿、音楽堂、ヴァリウス浴場などを見ることができます。
エフェソス遺跡群の出口から車で約10分のところには、聖母マリア最期の家と言われる遺跡があり、今もキリスト教の聖地として多くの人々が訪れています。