イラクリオン/クレタ島(ギリシャ)
基本情報
ギリシャ最大の島、クレタ島は地中海でも5番目に大きい島です。
ヨーロッパ最古のミノア文明を生み、その伝説の残るクノッソス宮殿や、ミノア文明の出土品が多く収蔵されている博物館、遺跡など見どころが多くあります。
ヨーロッパの最初の文明のひとつであるミノア文明は、紀元前3000年頃から紀元前1400年頃まで栄え、高度な知識をもった技術者がいたことが遺跡などから伺えます。
また、温暖な気候と美しい海のリゾート地としても人気です。
主な観光スポット | クノッソス宮殿、フェストス遺跡、ゴルティス遺跡、イラクリオン考古学博物館、サマリア渓谷 |
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最終更新 | H20年5月27日 |
クレタ島
面積約8300平方メートル、兵庫県とほぼ同じ大きさの島です。内陸部には2000mを越える山々や盆地、森林地帯があります。また西部のサマリア渓谷はトレッキングスポットとして知られています。
主に、美しい海岸線と温暖な気候で、有名な遺跡観光の他、リゾート地としても多くの人が訪れます。
ヴェベツィアの砦
1523~1540年、トルコ人の侵入を防ぐ目的でヴェネツィア人が建設した、石造りの堅牢な要塞。
かつては牢獄として使われていて、弾薬庫や貯水槽などが残され、現在では中を見ることができます。
現在は屋上の見張り台から、町を一望することができ、展望台となっています。
クノッソス宮殿
イラクリオンの南東5kmにあるクレタ観光のハイライトとも言える遺跡。ミノア時代の3大宮殿のうち最も大きく、テセウスがミノタウロスを退治した伝説の迷宮としても知られています。
紀元前3000年頃から、クレタ島にはクノッソスという都市があり、ミノス王の下、高度な文明が繁栄していました。紀元前1900年頃の全盛期に宮殿が建設され、紀元前1700年頃の大地震で崩壊。再建された宮殿も紀元前1350年頃に火災で崩壊します。
宮殿は2階建てで当時1500室以上の部屋があったと言われ、発掘された様々な遺跡はイラクリオン考古学博物館などに収められています。
宮殿跡は発見当時のままのところのほか、一部修復されたところもあります。
クノッソス 写真提供:ギリシャ政府観光局
撮影: Y.SAKAI/M.SAKAI
H20年4月26日出発 ノルウェージャンジェイド号にて寄港