マルセイユ(フランス)
基本情報
南フランス、プロバンス地方の港町マルセイユは、紀元前600年ギリシャのフォカイア人が築いた植民都市でフランス最古の都市です。
天然の良港に恵まれ、商都として発展しました。北側はサンジャン要塞、南側はサンニコラ要塞でその入口を護られる旧港があります。
町のシンボルであるノートルダム・ド・ラ・ガルド・バジリカ聖堂は、ローマビザンチン様式の聖堂で、そのテラスからはマルセイユの街や紺碧の地中海に浮かぶイフ島が一望できます。
ヨットハーバーのある旧港にはレストランが立ち並び、マルセイユ名物のブイヤベースや、プロバンス地方名産のワインをお楽しみいただけます。
オプショナルツアーで、エクサンプロヴァンスを訪れることもできます。
港情報 | 両替所 : 無いが、ユーロでOK 使用可能通貨 : ユーロ 店 : 各クルーズ会社毎にターミナルが分かれていて、どのターミナルにも簡単な売店はある。 ツーリストインフォメーション : 無し。マルセイユ市内の旧港近くにある。 荷物預かり所 : 無し |
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港から市街中心へのアクセス |
タクシー : 距離が8~10㎞くらいあるため、片道40ユーロくらいかかる。港の出口にしかバスもタクシーもなく長蛇の列。 シャトルバス : 通常、旧港て前のサン・ローラン教会の手前あたりが乗降場所になっている。シャトルバスを降りて少し前方に進むと旧港に出る。その右側に旧港入口のサン・ジャン要塞がある。 その他 : マルセイユ港は海岸が南北になっていて、旧港は入口が西に面している。フランスは全体的には南側に地中海があるため、気を付けないと方向感覚が狂ってしまう。 クルーズターミナルは旧市街の北側にあり、シャトルバスで降りた位置は旧港の北側、旧港に入って行くと港の反対側(南側)の丘の上にノートルダム・ド・ギャルド大聖堂が見える。 |
英語の通用度 |
全体 : 観光客相手の施設は問題なく通じます カフェ・レストラン : 観光客相手の施設は問題なく通じます タクシーの運転手・売店など : 問題なく通じます |
名物料理や特産品 |
特産品(おみやげ) : ナヴェット レストラン : ブイヤベース。 旧港周辺にはレストランも多く、ほとんどのレストランでブイヤベースが食べられる。ただ、量が多いので2~4名で一緒に注文すると良い。 |
主なOPツアーや観光地 |
ノートルダム・ド・ギャルド大聖堂 : 旧港の南側の150mくらいの丘の上にあり、聖堂内部の装飾も素晴らしいと同時に、丘の上からマルセイユや沖合のイフ島やフリウル島の眺めも素晴らしい。 イフ島(イフ城) : アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」の舞台となった牢獄はこのイフ城が牢獄として使われていた時代の話。マルセイユの旧港から遊覧船が1時間に1本くらい出ている。片道20分ほどで着くので、2時間くらいあれば行って来ることが可能。 サン・ヴィクトール修道院 : サン・二コラ要塞の近くにある。この修道院の近くに「フール・デ・ナヴェット」という創業1781年というマルセイユ最古のパン屋さんがあり、この修道院とは深い関係があり、毎年2月2日の「ろうそく祝別の日」には、ここのナヴェットというお菓子を食べる習わしがある。この日の夜明けのミサの後に行われる信者達の行列はこのパン屋さんにも立ち寄って、ナヴェットを司祭が祝福する。 このナヴェットは賞味期限が1年もあるので、お土産にも良いです。 ファロ公園 : 旧港の入口にある。ファロ宮というナポレオン3世のお妃の別送だった小さな宮殿もあるが、この宮には入れないが、この公園から旧港方向の眺めが素晴らしい。 |
添乗員からの ワンポイントアドバイス |
マルセイユで自由散策する場合は、やはりノートルダム・ド・ギャルド大聖堂は必見です。シャトルバスで旧港に行くと、プチトラン(ミニ列車型バス)が運航しています。乗り降り自由で20~30分置きに運行しているため、これを利用して丘の上に建つノートルダム・ド・ギャルドに行き、1~2本後のプチトランで旧港に戻ると良い。途中の景色も良い。場合によっては旧港の入口の両側を守るサン・二コラ要塞やその近くのファロ公園に行くと、素晴らしい旧港の景色が眺められます。 マルセイユはプロヴァンスの中では大都市のため、パリやリヨン並みに注意が必要です。観光客も多いので、それを狙ったスリや置き引きも多いので、特に単独行動の場合は要注意です。できれば貴重品は船のセーフティーボックスに入れて、必要な現金とクレジットカードを内ポケットなどに入れてお出かけ下さい。凶悪犯罪は滅多にありませんが、軽犯罪はフランス国内でも多い街と言えます。 |
最終更新 | 2024年8月9日 |
寄港地スナップ
エクサンプロヴァンス
(オプショナルツアー等で訪れることができます)