ナフプリオン(ギリシャ)
基本情報
海神ポセイドンの息子パラミディスが建設したと伝えられています。風光明媚なリゾート地としてギリシャ人の間でも人気の高い街です。
■考古学博物館
1713年に建てられたベネチア保管倉庫を利用した博物館。ミケーネやティリンスの新石器時代から古典期の陶器類を含む発掘品が展示されています。特にティリンスで発見されたミケーネ時代の青銅の甲冑、「ミケーネの貴婦人」のフレスコ画がおすすめです。
■ブルジイ島
ナフプリオンの港に浮かぶ島。ベネチア人が造った要塞の島で、19世紀には死刑執行人達の定年後の住居として使用されていました。夏の間は港と島を結ぶ船が出ています。
■パラミディの城跡
新市街の南側の小高い丘の上にそびえたっているパラミディの城跡。パラミディの名は、トロイヤ戦争でのギリシャの英雄パラミディスにちなんでつけられました。この城塞は、ギリシャ独立戦争の頃(1820年頃)、テオドロス・コロコトロニス将軍のもと、トルコ軍に降参するまで15か月も包囲されながら、なかなか陥落しなかったことでも有名です。ここから見下ろすナフプリオンの街並みは、写真撮影やスケッチに最適です。
■アクロナフプリア要塞跡
旧市街の南側にある要塞跡。最初はギリシャ様式でしたが、後にベネチア人が建て直しました。
ナフプリオンの町並みとその向こうのアルゴリコス湾を一望のもとに見渡せます。
最終更新 | 2011年11月4日 |
---|