バレンシア(スペイン)
基本情報
スペイン第3の都市バレンシアは、スペインの過去と現在が鮮烈なコントラストを作って共存しています。雨が少なく温暖な地中海性気候で、オレンジの産地として有名です。パエリア発祥の地でもあります。
観光スポットには、世界遺産にも登録されているラ・ロンハや国立陶器博物館などがあります。また、毎年8月後半にバレンシア郊外のブニョ-ルで世界的に有名な“トマティーナ”と呼ばれるトマト投げ祭りも行われます。
主な観光スポット | 国立陶器博物館、ラ・ロンハ、カテドラル、火祭り博物館、バレンシア中央市場など ●国立陶器博物館 パテルナ、マニセス、アルコラなどのバレンシアの3大陶器のほか、ゴンザレス・マルティ侯爵の寄贈によるコレクションも鑑賞できます。ドス・アグアス候爵の館を利用した博物館なので、展示品以外にも建物の彫刻や絵タイルなども必見。 ●ラ・ロンハ 15世紀末にゴシック様式で建設された絹の交易所で世界遺産にも登録されています。フランス語で「燃える炎のような」を意味するフランボワイヤン様式で、窓や飾り破風などに火炎のような装飾が特徴。ここで行われた絹貿易での繁栄は、スペインがナポレオンからの侵略や20世紀のフランコ独裁にも対抗できた経済力の源となったと言われています。 ●カテドラル 13世紀中頃から14世紀末にかけて建設されたゴシック様式の大聖堂。完成後に改修された部分にはゴシック、バロックやロマネスクなどの様々な建築様式によるものもある。内部の美術館にはイエス・キリストが最後の晩餐で使ったと言われている聖杯が飾られています。 ●火祭り博物館 3月の火祭りのために作った人形のうち、審査で1位を獲得したものだけを燃やさずに展示しています。 |
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名産品・ショッピング | オレンジ、パエリアなど |
最終更新 | 2015/11 |