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海外ニュース

ピースボート、新しい船を導入して保有船を最新化(2020年9月16日)

引用元:クルーズインダストリーニュース

サン・プリンセス

ピースボートクルーズ事業を運営するジャパングレイスは、オーシャンドリーム号とゼニス号の2船に代わる新型のクルーズ船をチャーターしたと発表した。

2021年からパシフィックワールド号がピースボート唯一の船として、オーシャンドリームとゼニスの両船に代わる。
この船は現在のサン・プリンセス号であるとみられている。

「今回の船のアップデートにより、2021年春以降のクルーズに既にお申込みのお客様に対して、より素晴らしい、より安全なクルーズ体験をご提供することができると信じています」と同グループは語った。

ジャパングレイスは船の名前を挙げなかったが、発表にはサン・プリンセス号の写真が使われており、パシフィックワールド号は2,419人の乗客を収容し、多くのバルコニー客室、外部空気を取り込む換気システム、適切にフィジカルディスタンスを確保してクルーズをおこなうための十分な船内空間を備えた77,000トンの船になると述べている。

ジャパングレイスはまた、この船は台湾と日本においてアジアのクルーズ市場にサービスを提供していたと述べている。この説明と船の仕様はサン・プリンセス号と一致する。
同社は、日本の国土交通省のガイドラインを含め、海外のクルーズ港への寄港再開に向けて明るい兆しが見えていると語った。

ピースボートは1980年代初頭に設立されて比較的短期間のクルーズを提供していたが、平和・人権・環境保護・持続可能な開発のために活動するグループ間の国際的な認識向上と関係構築を目的とした数ヶ月間の世界クルーズへと少しずつ規模を拡大してきた。
同組織は設立以来、100回以上の客船の旅を実施してきた。
さらに同グループは2017年に新たに「グリーン」なエコシップを造船する計画を発表している。新しい「グリーン」クルーズシップであるエコシップ号の建造を見込んでおり、この計画は2017年に発表された。

(クルーズプラネット訳)

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