メインコンテンツに移動

海外ニュース

アイーダ、2030年までに 初のエミッションニュートラルの船舶 導入に向けて進捗状況を発表 (2020年11月16日 )

引用元:クルーズインダストリーニュース

AIDAクルーズは、2030年に初のエミッションニュートラルとなる船舶導入に向けたさらなる進捗状況について発表した。同社の最新サステナビリティ・レポート「AIDA Cares」によると、2021年にアイーダぺルラにバッテリーを、アイーダノヴァに燃料電池を搭載する計画だという。
「2019年、最初のLNG燃料船であるアイーダノヴァの就航が重要なマイルストーンとなりました」とAIDA社長フェリックス・アヒホーン氏は報告書の中で述べた。同社の2隻目のLNG船舶となるアイーダコスマは来年就航予定である。3隻目の姉妹船は2023年の納船予定。
アイーダ社の報告書によると、2019年にアイーダノヴァに乗船した1人1日あたりのCO2排出量は、同船の2018年の平均値と比較して約55%削減できたという。
2019年の同社の取り組みでは、2018年と比較して1人1日あたりのプラスチック廃棄物も31%削減、食品廃棄物は15%削減された。水の消費量は6.8%削減した。
さらにAIDAは、船の寄港地の持続可能な経済発展に力を入れており、同社が拠点も置くヨーロッパでは、年間53億ユーロ、27,000人の雇用による経済的貢献を果たしていると述べている。
ドイツだけでも同社は34億ユーロの経済効果をもたらし、15,600人以上のフルタイム雇用(直接的および間接的)を創出しているという。同社はまた、ドイツ全土において、造船業を除く2,600社以上のサプライヤーと協業していると述べている。
さらに、2019年には12,000社以上の旅行会社が同社のクルーズを販売した。

(クルーズプラネット訳)

↑