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海外ニュース

パンデミック以降、初航海となる ロイヤル・カリビアンのクルーズ船に関する情報 (2020年12月1日 )

引用元:クルーズインダストリーニュース

クァンタム・オブ・ザ・シーズ

ロイヤル・カリビアンのクァンタム・オブ・ザ・シーズは、12月1日にシンガポールのマリーナベイから出航する。このクルーズはシンガポール在住者のみを対象とし、寄港を伴わず全航海を海上でのみ過ごす。 クァンタム・オブ・ザ・シーズは4,100人の乗客を収容可能だが、定員を約50%にして、同社の新しい衛生安全プロトコルの下で操業する予定である。

検査とチェックイン
全ての乗客は年齢に関係なく、乗船前3日以内にコロナウイルスの検査を受けて陰性でなければならなかった。検査費用はクルーズ料金に含まれている(1月出発以前のすべてのクルーズに適用)。また今回は、この検査とは別にCOVID-19の迅速検査(RAT)がクルーズの終わりの下船時に各乗客に対して実施される。陰性結果が出た乗客は何もする必要はないが、陽性となった乗客は、「確認のために特定の診療所でPCR検査を受ける」よう指示される。乗船180日前にコロナウイルスの陽性反応を示した人は、PCR検査を受けることができず、クルーズへの参加は認められない。チェックインはオンラインで行われる。チェックインした乗客は同社の「オンライン・クルーズプランナー」にアクセスして有料レストランやインターネットパッケージを予約することができる。乗客は出港前に健康アンケートに記入し、検温を受ける必要がある。

濃厚接触者の追跡
クァンタム・オブ・ザ・シーズの乗客には、濃厚接触者追跡に役立つウェアラブル機器が提供される。さらに、シンガポール政府の規制が定める通り、すべての乗客は、インターネットを使わずブルートゥースを用いた「モバイルアプリケーションとトークン」で構成される「TraceTogether」システムを使用する必要がある。 シンガポールクルーズ協会の説明によると、このシステムは、「一定の時間を超えて乗客と密接に接触しているほかの乗客のトークンID」を記録するが、位置データは記録されないという。乗組員もこれらの追跡方法を使用する必要がある。

(クルーズプラネット訳)

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