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海外ニュース

ロイヤル・カリビアンの 無料テストクルーズについて (2020年12月12日 )

引用元:クルーズインダストリーニュース

ハーモニー・オブ・ザ・シーズ

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが、米国でのクルーズを再開するに先駆けて、最初のテストセーリングに参加するボランティアを求めたところ、非常に多くの人が参加を希望した。 このため、登録用のフォーマットが作成されると、参加を希望して詳細情報を登録したクルーズ愛好家は15万人以上にのぼった。 この反応についてロイヤルカリビアンインターナショナルの販売サポート・サービス担当シニアバイスプレジデントのヴィッキー・フリードは12月8日、次のように語った。「非常に多くの人々が再びクルーズ船に乗りたいと思ってくれていることを知り、とてもうれしく思っています」。 同社はまた、ボランティア希望者のための登録サイトを立ち上げた。 Cruise Industry Newsがこのテストクルーズについて把握している内容は以下の通りである。

テストクルーズとは?
テストクルーズは、「クルーズ停止」命令に代わってCDCにより提示された新たな「条件付きフレームワーク」の一環である。これには、クルーズ会社が安全と保健のためのプロトコルをテストすることを目的として、通常の乗客の代わりに従業員やボランティアを乗せたテストクルーズが含まれている。 テストクルーズは、会社関係者、第三者機関、CDCによって監視されると言われている

テストクルーズの実施時期は?
おそらく2021年の第1四半期、早ければ1月の可能性もある。Cruise Plannersが主催したVirtually Yoursフォーラムでフリード氏は以下のように述べている。 「テスクルーズの正確な時期は分かりませんが、第1四半期中と考えており、1月に実施できればと考えています」。

テストクルーズに参加するクルーズ船は?
これまでの業界筋の予想によると、ロイヤル・カリビアン社の船の中で、「カリブ海ショートクルーズ」に配船されていて最近改装されたマリナー・オブ・ザ・シーズとナビゲーター・オブ・ザ・シーズと考えられている。

テストクルーズの旅程は?
11月時点でフリード氏は、感染からのクルーズの安全を確保するため、最初のクルーズは同社のプライベートアイランドであるコカケイへのショートクルーズになるだろうと述べている。

テストクルーズの参加者は?
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルによると登録人数は15万人を超えるため、そこから選ぶのは難しいと考えられる。同社の社員やCDCのスタッフとは別に、ロイヤル・カリビアン・クルーズのメンバーシップの超リピーター会員の中からボランティアを選ぶ可能性が高いと考えられる。 12月1-2日に開催された国際クルーズサミットで、ロイヤル・カリビアン・クルーズのマイケル・ベイリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、「ボランティアの選考基準はまだ決まっていないが、確かに会員ステータスは主要な選考要素になるでしょう」と述べた。「弊社のリピーター会員の中で最高のステータスである[ピナクル]のメンバーは、これまで数えきれないほどクルーズに参加してくれています・・・ピナクル会員はテストクルーズに最初に招待されることになるでしょう」。 フリードは12月8日、同社のパートナー会社も招待されると述べた。

テストクルーズの安全性は?
ロイヤル・カリビアンは、テストクルーズを安全かつ規制に従って実施すべく取り組んでいる。 「CDCが提案した要件を精査し、シミュレートされたテストクルーズの開催時期の可能性を検討する一方で、弊社の[ボランティア・オブ・ザ・シーズ]のFacebookページに関心を示した人々からの情報を収集しています。私たちの優先事項は、素晴らしいクルーズ体験を提供すると同時に、安全かつ健康を維持して包括的な一連の対策を確実に実施できるようにすることです」と、ロイヤル・カリビアンは公式に述べている。 しかし、テストクルーズに関して未発表の情報も数多くある。 「さらなる情報を入手次第、もっと発表していきたいと考えています」と、フリードは述べている。「私たちもそれを待ち望んでいます。非常に楽しみにしています」。

(クルーズプラネット訳)

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