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海外ニュース

オーシャニア、 2023年の新造船 オーシャニア・ビスタ号を発表 (2021年3月16日 )

引用元:クルーズインダストリーニュース

オーシャニアクルーズは、フィンカンティエリ造船所で建造中のアリューラ・クラス(収容乗客数1200名)の新造船2隻のうち、最初の客船をビスタと命名したと発表した。この新船のお披露目は2023年、姉妹船は2025年となる予定である。
オーシャニアクルーズのボブ・バインダー社長兼CEOは次のように述べる。「オーシャニアクルーズは、進化し続ける革新的なブランドです。私たちは常に遥か先の将来を見据えており、ビスタ号は未来に対する私たちの見解を具現化するものです」。
同社によると、ビスタという名前は旅行の新時代の夜明けを反映して付けられており、この客船は、オーシャニアクルーズに乗客が期待するあらゆる最高のクオリティを体現するものであるという。
同社は次のように説明する。「現在建造中のビスタは、お客様に驚きに満ちた体験をご提供します。例えば洋上における最高級の料理、乗客3人あたりに2名のスタッフによる非常にパーソナライズされたサービス、そして魅力的で心地よい家具が醸し出す暖かくおもてなしに満ちた雰囲気などです。さらには、ダイニングやお客様に提供するサービスにおいて、オーシャニアが初めて導入する素晴らしい試みもいくつかあります。
お客様や旅行アドバイザーの皆様は、ビスタの公共スペースの<劇的で華やかな雰囲気>に感嘆されることでしょう。ほぼ2階分の高さの吹き抜け空間に、ベル・エポック、つまり20世紀初頭の<美しき時代>のパリへのオマージュを込めて現代風な解釈を施して作り上げたグランドダイニングルームはその一例です。
ビスタの9つの有料レストラン、豪華な公共スペース、広々とした船上での暮らしを提供するスイーツとステートルームなどの詳細は2021年5月以降に発表される予定で、処女航海クルーズの発売は2021年9月に開始します。
オーシャニアの乗船スタッフたちは、お客様にサービスを提供する最前線において、常に素晴らしい新しいアイデアを創出し実行しています。オーシャニアクルーズの成功の要因は、何よりも船上チームの貢献にあります。このような船を造ることができたのは、常に素晴らしい<展望>を持って7つの海で活躍する船上スタッフのおかげであり、彼らへの敬意をこめてビスタ(展望)と命名しました」。
現在、イタリアの造船会社フィンカンティエリによって建造中のビスタ号は、2023年初めに最初の商業航海をおこなう予定である。同船は、重量67,000トン、乗客収容人数1,200人、乗船スタッフ800人となる予定。

(クルーズプラネット訳)

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