メインコンテンツに移動

海外ニュース

ロイヤル・カリビアンの2船、今夏、アラスカ・クルーズ再開へ (2021年5月21日)

引用元:クルーズインダストリーニュース

オベーション・オブ・ザ・シーズ

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、今年の夏にアラスカでセレナーデ・オブ・ザ・シーズとオベーション・オブ・ザ・シーズによるクルーズを予定している。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのマイケル・ベイリー社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように語る。「アラスカを訪れる旅行者は、何世紀にもわたって大切に保存されてきた自然の美しさや文化、地元の人々のおもてなしの心に触れれば、それがどれほど特別なことであるかをすぐに理解してくれます」。

「この1年は私たち全てにとって非常に困難な時期でした。クルーズ・ツーリズムに大きく依存するアラスカの人々は、それを痛感しています。地域社会、産業界、政府が、アラスカのコミュニティ再生の助けとなる解決案を成功裏に通過させるのを見れば、私たちが協力して成し遂げることのできる素晴らしい進展や明確な道筋がわかります。これは、米国発クルーズ再開への第一歩だと確信しています」。

セレナーデ・オブ・ザ・シーズは7月にシアトル発のクルーズをスタートし、続いてオベーション・オブ・ザ・シーズも8月に開始する予定である。

7月にクルーズを開始するセレナーデ・オブ・ザ・シーズの1週間の旅程では、ジュノー、シトカ、ケチカン、アイシーストレイトポイント、アラスカ、さらには、驚異に満ちたエンディコットアームフィヨルド、ドーズ氷河などに寄港する。

続くオベーション・オブ・ザ・シーズは、8月にグレーシャーベイ国立公園とインサイドパッセージをクルーズし、ジュノーとスキャグウェイに寄港する。

 

16歳以上のすべての乗客・乗組員がCOVID-19のワクチン接種を完了することになり、8月1日時点では、12歳以上の全員にこれが適用される。12歳未満は、クルーズの前に検査を受けることになる。

このニュースに続き、姉妹ブランドのセレブリティ・クルーズも、アラスカで7月のクルーズ再開を発表、7月にはさらに、カーニバル・グループの3ブランドがアラスカ・クルーズを開始する。

このニュースは、クルーズ船が立ち寄らなければならないカナダ国内の港を迂回することを認めるアラスカ観光復興法令を米国下院が全会一致で可決したことに始まり、米国上院は先週、アラスカ州選出のリサ・ムルコフスキ上院議員とダン・サリバン上院議員の尽力により、この法案を可決した。現在、法案はホワイトハウスでのジョー・バイデン大統領の署名待ちの段階にある。

(クルーズプラネット訳)

↑